1993-04-22 第126回国会 参議院 外務委員会 第5号
我が国は一九六一年以来、IOMの前身である欧州移住政府間委員会あるいは移住政府間委員会にオブザーバーとして参加してきた、さらに一九八五年以来は任意拠出、お金を出してきたというふうに言われておるのですけれども、今回、オブザーバー参加あるいは非加盟国としての立場から踏み出してIOMに加盟するに至ったのはどういう経過でありどういう背景があるのだろうか、あるいは政府がIOM加盟についてどういう意義を見出しているのだろうか
我が国は一九六一年以来、IOMの前身である欧州移住政府間委員会あるいは移住政府間委員会にオブザーバーとして参加してきた、さらに一九八五年以来は任意拠出、お金を出してきたというふうに言われておるのですけれども、今回、オブザーバー参加あるいは非加盟国としての立場から踏み出してIOMに加盟するに至ったのはどういう経過でありどういう背景があるのだろうか、あるいは政府がIOM加盟についてどういう意義を見出しているのだろうか
○説明員(小西正樹君) 我が国は、先生御指摘のとおり、一九六一年からオブザーバーとして国際移住機関の前身でございます欧州移住政府間委員会に参加してきたわけでございますけれども、その理事会やセミナーやフォーラム、開催されましたそういった会合に出席参加してきたわけでございます。
同委員会は、その後、欧州移住政府間委員会と改称され、昭和二十八年には、同委員会の設立、運営等についての法的枠組みを設けるため、欧州移住政府間委員会憲章を採択いたしました。同憲章は、昭和六十二年に改正され、委員会の名称を国際移住機関と改め、憲章の名称も国際移住機関憲章となり、現在に至っております。